2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

駄句

風もよし土筆摘みつみ谷地の奥 朧夜をゆっくりとゆく影二つ 酌み交わし夜更けて今朝の蜆汁 畑打ちや土にめり込む老ひとり 旧家あり暗き式台雛の段 啓蟄やおらが世来たりいざ出でむ 東風吹いて薄着の襟を搔き合わす シベリアへ弔意伝えよ雁の風呂 グルメとや…

訪春

待っていた春、らしいけれどどうでもいい。 季節は待っていようといまいと緩やかに移り変わる。 そんなことを気にしても仕方がないだろうと思う。 いろいろに咲く花を見て、ああ! きれいだナと思う気持ちが大事かもしれない。 とかく歳とって、気持までカサ…

駄句

・寒風の寄せ来る西は茜燃ゆ ・蝋梅の一枝馥郁二階まで ・青空に冬の富士の嶺より近く ・立春や検査異常なし空澄めり ・野ざらしの荒涼の果て夕陽凍て ・とは言えど辛き目みたり老の風邪 ・まんさくや密かに春を告げに来し ・雪消えるや争って緑蕗の薹 ・い…

怒涛

体調につき、1月からの経緯は以下の如し。 ・1/4突然血尿。深紅の地がほんの少し混じる。翌日も同じ。1/6止まる。 ・1/6立川中央病院受診。泌尿器科なく不明。災害病院の紹介状をもらうのみ。 ・1/10災害病院受診。現在CT等の機械満杯につき1/31まで待ち…