2018-01-01から1年間の記事一覧

環流

”平成最後の○○”とテレビが盛んに言う。 どのチャンネルでもいうから日本の一大事に違いない。しかしどうも一大事が起こっているようには見えないからなんだか不思議だ。もっとも一大事が起こっていても世の中から半分取り残されている爺いにはそれが見えない…

無題

こちらのブログは秘密だったのだけれど、少しずつばれた。 ばれたなら仕方がない。秘密でもなんでもなく書くしかない。 となると、今まで秘密の部屋で腹にたまった澱をぶちまけて、やや均衡を保っていた、その部屋がなくなるわけだ。言わば”はてな”は余計な…

秋の日

11月の初めころ、幾日かきらきらするような美しい秋の日が続いた。 朝カーテンを開けて空が青いとそれだけで嬉しくなってしまう。特段どこかへ出かけるという目当てさえないのだけれど、日々のちょっとしたいいことが嬉しい。歳をとってむき出しの欲も得も希…

盛夏

8/4(土)は、「ぶら多摩散歩」で黒目川に行く。 参加者は5名、おおよそ思っていた通りに少ない、けれど暑いさなかこれでちょうどいいとも考える。 途中、道を間違ってロス。これが効いて落合川源流部までしか行けなかった。 「ぶら多摩散歩」始まって以来の…

読書

埃を払って引っ張り出した本。 『武蔵野物語』三浦朱門(集英社新書・2000・第1刷) 内容はほぼ忘却の彼方、それなので読み返しは新鮮。 その構成は、おおよそ、 1部ー武蔵野の地形地誌、歴史 2部ー東京府立2中(現・立川高校)の同級生たち 3部ー石川酒造の…

今何が?

近頃巷に流行るもの。 ・幸福の木 ・心霊スポット ・触れ合う ・癒される ・勇気をもらう ・人の温かさ ・みんないい人 実態の重さのない、ふわふわと宙に浮かんだ言葉たち。 * その裏で、 いまこの国で、何が起こっているのか!? 誰かそれをきっぱりと教…

駄句

六月十八日・句会 河鹿鳴く夕べの里や一人旅 桑の実をつい取って喰い笑われる 万緑が雨に溶けだす露天風呂 短夜を惜しみつつ読む百鬼園 密やかな人声気になる五月闇 黴活きよ味噌納豆に酒の味 みみずさえ何やら意志のありそうな 雨あやめ色の深さをじっと見…

突き破れ!

毎日まいにち、しとしとどんよりが続く。 気分が内側に籠って発散しない。でイライラする。 何かをうち破りたい!・・・で、なにを? なんだろう? 押さえつけているもの、籠っているもの。 そんなもの、無いはずだがなあ! したいことがあるなら、後先考え…

駄句

四月一六日・句会 彼岸とや雪が都心に積もるほど 蛙聞くふる里今は如何にある 花よ散れ散ればこころは安からむ ぶかぶかの園服に散る桜かな 森閑か若葉が香る中に入る あれよ花一時に咲き散り去り逝きぬ 永き日や下だけ暮れて時の鐘 こころ虚し花散り芽吹き…

駄句

風もよし土筆摘みつみ谷地の奥 朧夜をゆっくりとゆく影二つ 酌み交わし夜更けて今朝の蜆汁 畑打ちや土にめり込む老ひとり 旧家あり暗き式台雛の段 啓蟄やおらが世来たりいざ出でむ 東風吹いて薄着の襟を搔き合わす シベリアへ弔意伝えよ雁の風呂 グルメとや…

訪春

待っていた春、らしいけれどどうでもいい。 季節は待っていようといまいと緩やかに移り変わる。 そんなことを気にしても仕方がないだろうと思う。 いろいろに咲く花を見て、ああ! きれいだナと思う気持ちが大事かもしれない。 とかく歳とって、気持までカサ…

駄句

・寒風の寄せ来る西は茜燃ゆ ・蝋梅の一枝馥郁二階まで ・青空に冬の富士の嶺より近く ・立春や検査異常なし空澄めり ・野ざらしの荒涼の果て夕陽凍て ・とは言えど辛き目みたり老の風邪 ・まんさくや密かに春を告げに来し ・雪消えるや争って緑蕗の薹 ・い…

怒涛

体調につき、1月からの経緯は以下の如し。 ・1/4突然血尿。深紅の地がほんの少し混じる。翌日も同じ。1/6止まる。 ・1/6立川中央病院受診。泌尿器科なく不明。災害病院の紹介状をもらうのみ。 ・1/10災害病院受診。現在CT等の機械満杯につき1/31まで待ち…