2017-04-18 駄句 ・青空を白雲の行く彼岸かな ・庭園の彼岸の水や澄み流る ・老いの宵もうそろそろの彼岸かな ・雁風呂や浜に残りし枝もあり ・背を丸め畑打つ影の母に似て ・利休忌のオリオン滲み明日は雨 ・さがみ野の広野の藪に初音かな ・寂しさについ寄り添うて花筏 ・午後眠し藪の陰にて木瓜の花 ・奥多摩のわさび田青し雲白し ・春の宵ふと風止まり時止まる