駄句

 

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六月十八日・句会

  • 河鹿鳴く夕べの里や一人旅
  • 桑の実をつい取って喰い笑われる
  • 万緑が雨に溶けだす露天風呂
  • 短夜を惜しみつつ読む百鬼園
  • 密やかな人声気になる五月闇
  • 黴活きよ味噌納豆に酒の味
  • みみずさえ何やら意志のありそうな
  • 雨あやめ色の深さをじっと見る
  • 植込みを刈り終えて待つ梅雨の空
  • どくだみのはびこる庭や一人住む

 

なにもかもつまんねええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

突き破れ!

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毎日まいにち、しとしとどんよりが続く。

 

気分が内側に籠って発散しない。でイライラする。

 

何かをうち破りたい!・・・で、なにを?

 

なんだろう? 押さえつけているもの、籠っているもの。

 

そんなもの、無いはずだがなあ! 

 

したいことがあるなら、後先考えずにすればいい。先はどうせ短い。

 

足踏みしててもおもろない、踏み出してみろ。

 

 

酒でも飲んで寝ちまおうか。

 

 

 

 

駄句

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四月一六日・句会

  • 彼岸とや雪が都心に積もるほど
  • 蛙聞くふる里今は如何にある
  • 花よ散れ散ればこころは安からむ
  • ぶかぶかの園服に散る桜かな
  • 森閑か若葉が香る中に入る
  • あれよ花一時に咲き散り去り逝きぬ
  • 永き日や下だけ暮れて時の鐘
  • こころ虚し花散り芽吹き終わるころ
  • 立ち話麗らかなれば去りがたし
  • 朝散歩長閑に行けるところまで
  • 植え継がれ柳やわらか芦野の田