2016-09-25 駄句 八月二日 (秋めく) 秋めけり遥か南に高き雲 子も孫も皆帰る朝秋めきて ふと仰ぐ秋めく空に薄い雲 (小豆) ・小豆煮る囲炉裏静かにつき高く 八月三〇日 (星月夜) ・星月夜宇宙の深きしじまかな (蜩) ・蜩のなく山里に宿りせむ ・寂々と蜩のなく夕べかな ・蜩の寂しさを身に帰りなむ ・蜩の声に一息つく山路