神社

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神社がいったい何のためにあるのか、いくら考えても分からない。

今頃こんなことを言うのはナンだと思うけれど、分からないから仕方がない。

例えば、お寺は亡くなった人の葬送と先祖崇拝のために存在する、というらしいことはうすうす分かる気がする。

しかし神社と言うのは一体なんだろうと思う。ただ、人々が引きも切らずお参りするから、そこに何かがあるのだろうとは思うけれど、それが何だか分からない。

神社にお祀りされているのは、その多くが「記紀」の神話に出てくる神様であるらしい、とは思っている。

これは、明治以来の国家神道の影響でそう言う神様を祭ることになったのだろうか?

それとも、ずう~~っと以前からそう言う神様が祀られているのだろうか?

その辺りさえよく分からないが、もし国家神道の影響なら、なぜ戦後70年も経っているのにそれが消滅しないのだろうか、と思う。

神社の本殿におかれているのは、なにかお札のようなものか、又は銅製の鏡であるらしい。それを人々が拝む、と言うことは一体どういうことなのだろう?

拝む対象は、キリストの像だろうが、仏様の彫刻だろうが、要するに何でもいいのだ、と言うことならば、紙の御札だろうが、鏡だろうが、要するに何でもいいと言うことなのだろう。

ただ分からないのは、そういうものを、なにを考えて拝むのかが分からない。