備忘

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ある本から転載。

「一九世紀から二〇世紀の開幕時に漱石はロンドンにいたのである。

…『日本人はややもすれば英国々々という。英国の人間は生まれから高尚の様に思う。あに計らんや彼らは愚物と奸物と俗物の大部分よりなる国民なる事を。その俗と奸と偶を学んで揚々得々たるものは世界中只一の日本人あるのみ』…戦後日本に対しても、この英国を亜米利加国とかえれば、そのまま通用する批評ということになる」

以上。