2週連続の大雪
朝から降っている雪は、夜になってもまだ止みそうもない。
それどころか、ひゅーと風が鳴ると横から雪がふきつける。
東京で2週連続して雪、というのも珍しいだろうし、2回とも積雪2,30㎝になる、というのもまれなことに違いない。
こんな日は、家の中の布団に眠れることが、ふとありがたく思える。
当たり前のことのように、家に住み、家族と語らい、温かい飯を食らう。
もしも、帰るに家なく、安らぐに家族なく、食するに米なかりせば、いかなる思いが胸に去来するであろうか。
ふと間違えば、そういう境遇が口を開けて待っている。