一触

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尖閣列島問題で感じること。

 

●マスコミは視聴者に対して煽りたてるような報道をしているように見える。(特にTV)

●ネット上の意見を見ると、バカにされてはいられない。日本は対抗せよ。との意見が多いように見受けられる。

 

この意見は、日本人成人の少数なのか多数なのか分からないが、若い人たちの多くが右寄りの考えに変わっていると最近は感じている。

 

日露戦争後に、強硬姿勢を取れと政府の尻を叩いたのは、ほかならぬ大衆であったとも聞いている。現在の尖閣問題について、このときの大衆と同じものを今の若い人に感じるのだが、単なる誤認だろうか。

 

尖閣周辺にいる闘う(又は自衛するでもいいが)ことを本職とする人たちの誰かが、故意に挑発をかけて、挑発に乗った方が小さな実弾を一発でも打てば、わっと双方に火が付くような気がするが、これも単なる杞憂だろうか。

 

もしもそうなったとき、自分には死ぬ覚悟もないし、相手を殺す覚悟もない。ましてや息子や娘が殺したり殺されたりするのをただ見ている覚悟もない。

今、対抗せよ、と主張される人びとにはそれがお有りなのだろうか。

 

尖閣問題がこうなったそもそもは、東京都があの島を買うといったあたりから始まったような気がするが、言いだしっぺは今何を考えているのだろう?。