風もよし土筆摘みつみ谷地の奥 朧夜をゆっくりとゆく影二つ 酌み交わし夜更けて今朝の蜆汁 畑打ちや土にめり込む老ひとり 旧家あり暗き式台雛の段 啓蟄やおらが世来たりいざ出でむ 東風吹いて薄着の襟を搔き合わす シベリアへ弔意伝えよ雁の風呂 グルメとや…
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