駄句
八月二日
(秋めく)
- 秋めけり遥か南に高き雲
- 子も孫も皆帰る朝秋めきて
- ふと仰ぐ秋めく空に薄い雲
(小豆)
・小豆煮る囲炉裏静かにつき高く
八月三〇日
(星月夜)
・星月夜宇宙の深きしじまかな
(蜩)
・蜩のなく山里に宿りせむ
・寂々と蜩のなく夕べかな
・蜩の寂しさを身に帰りなむ
・蜩の声に一息つく山路
八月二日
(秋めく)
(小豆)
・小豆煮る囲炉裏静かにつき高く
八月三〇日
(星月夜)
・星月夜宇宙の深きしじまかな
(蜩)
・蜩のなく山里に宿りせむ
・寂々と蜩のなく夕べかな
・蜩の寂しさを身に帰りなむ
・蜩の声に一息つく山路