駄句

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九月六日

(夜長)

・今宵また『坂の上の雲』夜長かな

・長き夜をもう一軒とはしご酒

・明けやらぬ旅の宿りの夜長かな

・長き夜やキー打つ音の響くのみ

  • 長き夜を漁火消えず波の間に 

(花野)

・ただ独り歩く花野の暮れてゆき

・一面の花野風吹く古戦場

・黙然と人の世を行く花野行く

 

 

九月六日

(夜長)

・今宵また『坂の上の雲』夜長かな

・長き夜やキー打つ音の響くのみ

・浮き沈む漁火消えぬ夜長かな

 

(花野)

・ただ独り歩く花野の暮れてゆき

・黙然と人の世を行く花野行く

駄句

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月二日

(秋めく)

  • 秋めけり遥か南に高き雲
  • 子も孫も皆帰る朝秋めきて
  • ふと仰ぐ秋めく空に薄い雲

(小豆)

 ・小豆煮る囲炉裏静かにつき高く

 

八月三〇日

(星月夜)

・星月夜宇宙の深きしじまかな

(蜩)

・蜩のなく山里に宿りせむ

・寂々と蜩のなく夕べかな

・蜩の寂しさを身に帰りなむ

・蜩の声に一息つく山路

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駄句

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七月五日

(夏の夜)

・夏の夜のしらじら明けて尾瀬の原

・夏の宵酒と野菜は瀬戸の川

・夏の夜や闇を抜け来る風一つ

(鹿の子)

・飛び跳ねる鹿の子まだらは陽のにほい

・じゃれ過ぎて母に疎まる鹿の子かな

・鹿の子の瞳に魅入られ胸迫る